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さて!
タイにいるのも残すところ一桁の日数しかなくなってしまいました。
最近は、空港で待ちぼうけ食らったり、
タイでいちばん高い山に行ったり、
パーティーで酔っ払ったり、
デートしてみたり、
引っ越したり、
居候したり、
マッサージ習ったり、
ネイルしてもらったり…
今はなんだか、五感に感じるすべてのものを忘れたくない、記憶していたいと思うんだけど、できないことがもどかしくて、でも、自分が安心できる場所に帰ることに対して、わくわくもしています。
半年もかけてちょっとずつ慣れてきて、今やっと当たり前になった日常が、
日本に帰ってしまったら、きっと1週間もたたないうちに、ささっとあたしの中から消えていくことがわかるから、
すごくさみしい。
ここでどんなに濃い色に染まっても、いくら見た目がタイ人でも、
結局中身は日本人だなーと思います。
帰れる場所があるから、人はどこかへ行きたいと思うんだと思う。
やり残したことは、タイの海に行ってないことぐらいかなー。
ゴタオ、行きたかったーー。
帰ったら、とにかくまず何よりも美容院に行きたいです。
髪の毛が限界を超えてる。
あと、最近わかったことがある。
自分の異様なまでの言葉への執着心。
それがあまりいいことじゃないということも、わかった。
分析好きの悪い癖。
やらずに後悔するより、やって後悔する方が、得るものが大きいはずだということもリアライズした。
いろいろ大人ぶって考えすぎて、忘れてたんだよね。
失うものなんてなにも持ってないくせに、びくびくしすぎなんだよね。
いろんな人に会って、いろんな話をして、いろんな経験をして、いろんなこと考えて、
心身ともに、今現在、大変満たされており、非常に健やかな状態です!
enjoy everything!
と思って、いつもよりちょっぴり気合入れて臨みたいところだったのですが、
なんかバタバタしててあわてて教室行ったら、ホワイトボード用のペンを忘れるという、
超初歩的なミスをして、ヒールで階段をがつがつ走った後、
はーはー言いながら超特急で授業するという、
なんともマヌケな最後の授業でした。
この半年の集大成にするつもりだったのに。
こんなオチいらんし!
不甲斐ない。
思い返せば今年の6月、授業が始まった頃はひらがなも読めなかった子たち。
授業態度も悪いし、やる気もないし、どうしたもんかと思っていた子たち。
それが今では、
「先生、今日は教えますか?」
「宿題をだします」
「アカニシが好きです」
「今日はテストがありますか?」
「一緒に写真をとりましょう」
「せんせえええ、むずかしーい!むずかしーい!」
信じられないほどたくさん話せるようになった。
すごいなぁ。
あたしなんかまだタイ語全然やのに。
すごいなぁ。
みんな本当によく勉強したんだね。
あんなに進度がはやい授業に、よくついてこれるなぁ。
相当やる気がないとキツイと思う。
すごいわ。
反対に、ついていけなくて、ドロップしてしまった子たちも、もちろんいるんだけど。
そういう子たちが、日本語を嫌いにならないといいけど。
もしすごい苦手意識感じて嫌いになっちゃってて、その原因があたしの教え方じゃないといいけど。
(でもその可能性、かなりあるかも・・・)
ま、そこは、真摯に受け止めつつも、ポジティブゴーで、考えないことにします。
できなかったことより、できるようになったことの方。
日本語教師になるかどうかは、やっぱりまだわかんないけど、
ここで半年やったことで、見えてきたものがあるのは確か。
半年前とは、考え方もちょっと変わった。
180°とはいかないけど、45°くらい。
それも、将来についてだけじゃなくて、もう少し深い、コアな部分にも。
あたしのことは、きっとすぐに忘れ去られてしまうと思うけど、
あたしはたぶん、一生この子たちのことを忘れないでしょう。
それから、もちろん、まわりの先生方。
凹んだときに話きいてくれたり、アドバイスしてくれたり、学生のおもしろい話で盛り上がったり。
一人じゃできないんだ、何にも。
いつもいつも、どこへ行っても、出会いにいちばん感謝する。
・・・と感慨深げにシメようかと思ったけど、まだテスト監督と、採点が待っているのでした。
1ヵ月後に帰国を控えた9月のあたしは人気者です。
毎週のようにぞくぞくと日本から友達がやって来てます。
それとともに冷蔵庫の中に日本の食べ物が増えています。
日本のお菓子って本当においしいよね。なんでこんなにおいしいんだろう。
あたしが日本人だからかな。日本人の舌に合うように開発されてんやろな。
今週はひさびさに暇な週末で、外出にもチェンマイ観光にもちょっと飽きたので、今月でバイバイ予定のアパートの部屋を満喫しようと思って、何もしてないです。
でもいつも何もしてないんだけど。
「何もしない」状態になることが、あたしにとっては一種のストレス発散になるときがあるんです。
だからあたしみたいな人に「何してる?」って聞くのは、純粋な意味で愚問だと思うのです。
いつも忙しくしていたい人には説明してもわかってもらえないことが多いので、聞かないで欲しいんだな。
「何もしないをしてる」としか答えようがない。
なんだか、求めているものと少しずれているだけで、その魅力が半減してしまうように感じてしまう。
でも自分が求めているものが、果たして正当な理由からなのかどうかを疑い始めると、自信がなくなる。
ただの醜いエゴだったり、プライドだったり、ラクな方へ逃げているだけな気もしてくる。
どこにも否定する理由はないし、むしろ自分を肯定してくれていることに感謝する気持ちすらあるのだけど、
「なんか、ちがう」の感覚ひとつで、片付けてしまっていいのかどうかわからん。
あたしの曖昧で、自分勝手な独断からくるめちゃくちゃな理由付けで、人を傷つけたくないだけなんだけどな。
それだけで、十分エゴなのかも。
あたしが持ってる常識とか考え方なんて、全然たいしたことないと思うから、それに反しているからと言って、責めることは絶対できない。
反対に、新しいことを教えてくれてありがとうって思ったほうが、ポジティブでいいと思う。
けど。ねー。
昨日の夜、日本人留学生の友達や、タイ人学生の友達が帰国パーティーをしてくれました。
おかまのGちゃんが作る絶品タイ料理と、かわいい花束をいただきました。
お花もらうってうれしいね。
ばらの花。
市場で魚は撲殺されたらしい。
でもめちゃおいしい。
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200703-10@chiangmai, thailand
200710-200906@shizuoka, osaka, etc.
200906-201106@pohnpei, micronesia
201110-@Malaysia