urashima.com

なんていうか、あれだね。
ネット速報っていうのは、味気ないよね。
遠藤がバイシクルシュート！とか書かれてもナニソレ？って感じだしね。
自転車こぐみたいにシュートすんの？
想像してみたけど、なんかちょとダサい感じだけど、あってるかなぁ。
なんてやってたら負けちゃったわよ。 

勝ったらまだ一人でもうわーいやったぁ的な気分になれるけど、
負けちゃったらむなしさ百倍ですよ。とほほだよ。 

タイはタイの試合しか興味ないっぽいです。
王室番組とナムナオしかやってなかった…。
ケーブルとかあったら見れたのかなぁ～？ 
あ～～あ～～あ～～～つまんな～～い
加地くーん 

インターネットがあれば、海外にいたって浦島太郎にならずに済むと思ってたけど。 
ネットは情報が選べちゃうから、興味なかったらスルーできるから。
便利だけど、大事なことまで見落としちゃうかもしれないね。 

日本にいないってことは、日本が生み出して日本列島を網羅し、人々を洗脳していく、あの波をかぶらないということだ。 

つまり実際はウラシマ現象が起こるわけですよね。 

現在認められているあたしの中のウラシマ現象：

 ①ビリーって誰。 
②どんだけーっていつ使うん。

最近中だるみです。だめだめ！！
あと残り３ヶ月もない！！

ヨガ的発想

思いがけずにこんな異国でセレブリティな体験をする機会がありました。

休日の朝8時からお洒落カフェのお洒落お庭でヨガレッスン。
大きな青い空を気ままに流れる雲の下で、ごろーんと死人のポーズをしたときはあまりの気持ち良さで、なんかもう、生きてるのか死んでるのかわからんくらいやった。 

ヨガの先生は、オーガニックのカフェもやってるアーティスト。
お洒落カフェの内装もめっちゃ凝ってて、まだ完成してないって言ってたけど
その未完成な感じがまた、女の子ウケするいい雰囲気で、めちゃ居心地がよかった！
先生の話をいっぱーい聞いて、すごくおもしろかった。

自分の体の構造とかを人体図見ながら聞いて、
まじで人間の体って小宇宙だなって思ったりとか、
体を強くすることは、命あるものを殺めて食べているのだから
そのエネルギーを最大限に生かすためとか、
ちょっとくらい悪いものを食べても、すぐに出せる排泄力を高めることで、
どこでだって生きていけるとか。

次の日もオーガニックランチを食べにカフェに行き、普段のご飯の8倍くらいの値段のご飯を食べた。
でもおいしすぎて狂いそうやったー。

タイにいるとチーズになかなかありつけないからね。
 

まじめにふまじめ

怪傑ゾロメ～・・・うっわぁ、22歳になっちゃいました。

記念すべき生誕22周年を迎えた瞬間は何をしていたのかといいますと、なんと、寺にいました。

それも、山。ぼーん。

前にもご紹介しましたが、チェンマイを望むドイ・ステープという山の上にある、ワットプラタートでございます。

30日夜7時から、4時間近くかけて、歩いて登ってきました。

今年の5月31日は陰暦の満月、お釈迦様の誕生日で、タイでは祝日。

こちらの人の習慣で、徒歩で寺まで登り、お寺の周りを蓮の花やろうそくを持って3周してお参りする、というのがあり、ものすごい混雑！！

普段歩かないのに、いきなりビーサンで20キロもの山道を夜中に登るなんて、さすがは敬虔な仏教徒。

いかにもハメはずしちゃってます、みたいな若者たちもこういうときはちゃんとお参りするし、仏教大国の血というのはすごいな、と改めて思う。

あたしたちは日本人留学生や先生、タイ人の友達など初対面の人が半分くらいの不思議なメンバーでやっとの思いで寺まで辿り着き、足を引きずりながらお参り。

足は痛いしお腹は減るし疲れたし眠いしで、みんなが真剣な面持ちで神
妙にお参りする列の幻想的な雰囲気の中、あたしは煩悩の塊で早く帰りたい・・・と思いながら半分寝てた。
あんな態度じゃご利益がないかもしれない・・・。くつずれしながらも頑張って登ったけど・・・。

でもこんな経験もう2度とないだろうなぁ。
去年はおうちで部活のみんなとお酒飲んでた。
今ではそのメンバーの半分日本を飛び出して、半分は社会の歯車に飛び込む準備中。
あの時、来年の今頃4時間も山登りをして寺にいるなんて、一体誰に想像できたでしょうか。

朝方3時半ごろ、やっとの思いで帰宅、シャワー、死んだように眠る。

お昼頃、学科のS先生とそのダンナ様と日本人の先生2人でおでかけ。

タイ式の誕生日というのは、誕生日の人が予算が許す限りおごる、らしい。

そのかわりプレゼントをもらうんだって。

あたしもランチのお金は出したけど、そのあとめちゃ雰囲気いいカフェでケーキをごちそうになりました。

 

夜は日本人の奥様が日本食を振舞ってくれるというのでわくわくで出かけたら、見計らったようにすごいスコール。

スコールを前にすると、傘っていうのはまったく機能しないので、雨宿りするか車に乗るしか術がありません。つまり、気長に待つしかないのです。

22歳、23歳、24歳のずぶぬれ女3人でバス停で雨宿りしながら固有名詞しりとりをすること1時間…。トンパヨム（市場の名前）からはじまり、小池徹平までいったところで小雨になったので、洪水のような道をザブザブと歩いていきました。

ちなみに、日本語が専門の人が集まると、「ねむい」と「ねむたい」の違いってなんだろうね
っていう会話で何時間も話せます。
楽しいです。だいぶキモイです。

疲れた体にちらしずしとポテトサラダが効いてほくほく。

タイ米に慣れた胃には、日本米はかなりどっしりくるみたいで胃がはちきれそうだった。

デザートにマンゴスチンとめーーっちゃおいしいドリアンを食べていたら、突然ケーキが出てきてびっくり。

その上、毎日のように「朝ごはんにあったかいパンが食べたい」と言っていたあたしにぴったりのトースターをいただきました。

出会ってまだ3ヶ月の人たちが、こんなにも粋な計らいをしてくれるなんて！！
っていう感動で、とってもうれしかった。

本当にどうもありがとうございます。

こんなにいい人たちに出会えて、あたしは本当に恵まれてる。
 

翌日は学科の先生たちがケーキを買ってきてくださり、おいしくいただきました。

今年もケーキ３つ！山登りで消費したカロリーは倍返し確実！

山登ったり、スコール浴びたり、ドリアン食べたり、盛りだくさんだったな。

こっちに来て知り合う人が圧倒的に年上ばかりだから、まだまだ子どもだなっていつも思う。
自分のダメさ加減に打ちひしがれてばかりで、人知れずマジ凹みを繰り返している毎日。
将来について1日1回はため息が出てしまうような不安定さ。

去年のあたしが今のあたしを想像できなかったように、今のあたしには来年のあたしなんてわかるわけない。
ましてや何年後の自分なんて。
何にも見えないから、何とかやってけるなんてのんきなこと思えるんだよね。
楽観的に育ってよかったー。

年ばっかりくって、中身が空っぽなんてことにならないよう、精進します！

ノンビリ我武者羅。
さーどんな1年になるかな。