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あたしが担当しているクラスは全部授業態度があまりよろしくないクラスばかりで、授業に行くのが毎回気が重いし、終わった後もなんだかズーンと落ち込むことが多いのですが。。。

その中でも、とんでもなく授業態度が悪くて、いつもまともに授業にならなくて、他のどの先生もほんとウンザリなクラスがあります。

30人くらいのクラスだけど、授業をちゃんと聞いているのはいつも6人くらい。
うしろでゲームしてたり、おしゃべりしてたり、寝てたり、途中で帰ったり、カンニングもザラ。

日本語が専門の学生じゃないし、やる気がないのは仕方のないことかもしれないけど、
あんまりにもひどいので、このクラスのコーディネーターの先生が

「態度が悪い学生のブラックリストを作ってきてください。専攻の先生と親に連絡します。」

授業態度が悪くて親に連絡される大学生・・・。
そこまでするんだ、厳しいんだか、甘いんだか。

先生の中でも特に、日本人だし、タイ語わかんないし、実習生だし、年近いしで、あたしは完全にナメられていて、それがすごいむかついてまして。

ちょっと怒ってみました。

タイ語で怒れたらよかったけど、できないから英語で。しかも笑顔で。笑

絶対怒らないだろうと思われていたんだなってことが、ピーンと張り詰めた空気でわかりました。
全員「こ、こいつ怒った!!!」て顔してました。

してやったりです。
あたしだって怒るっちゅーねん。ふん。

怒るのってすごくエネルギーがいるから疲れる。
怒った後のあのシーンとした空気の中でまた授業はじめるのも気まずい。
できればやりたくないな。

やる気がない彼らの為に使うエネルギーや時間があるなら、
もっと勉強したい学生のために使ってあげたいと思う。
それだったら労力は惜しまない。
あたしの努力も報われる。

どうやって教えたらいいかってことじゃなくて、
どうやったら聞いてくれるか、勉強してくれるかっていうことで悩みたくなかったな。

同じ内容でも受ける学生が違ったら、全然違う授業になる。
授業態度が悪いクラスだったら、自分の教え方じゃなくて、学生が悪いんだ
って思ってしまうからちゃんと反省ができないんだよね・・・。

日本語教師ってひとくくりで言っても、日本で教えるか、海外で教えるか、学校で教えるか、日本語学校で教えるか、学習者は学生なのか、お客様なのか、大人か、子どもか、ビジネスか、趣味程度か・・・
ホントに千差万別。

もし、日本語教師の道へこのまま進むとしたら、日本語教育の範囲外の付随してくることについても考えなきゃだなー

あー、あたし一体何になるんだろう。

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11日は学科のスピーチ発表会でした。

日本人の先生が6人くらいの学生を担当して、夏休みから約4ヶ月ほど指導してきました。

スピーチをする3年生は全部で36人。1日がかりのビックイベントでした。

本番は途中で聞いているのがしんどくなることもあったけど、自分が担当した学生や、いつも頑張って練習している姿をよく見かけた学生の番になると、こっちまで緊張で苦しくなるくらいで。

特に、なかなかアクセントがなおらなかった子や、原稿の暗記が苦手だった子、いつも同じところでつまづく子、まじめに練習しなかった子、緊張しぃの子・・・。

それぞれに、今まで頑張ってきたのを見てきているから、感動もひとしおでした。

あたしは一日中ただ座って聞いてるだけだったんだけど、学生たちの緊張してる顔や震えてる声からこっちまで力が入っちゃって、終わった後は、ものすっごく疲れたー。

学生たちは自分の番が終わったら晴れ晴れしい顔して、雑誌なんか見て、「先生、コンサート行こう」とか言って、他の人の発表など興味なしだったんだけどね・・・

担当した学生が2人、5位入賞と審査員特別賞を受賞することができました。
2人ともすこし問題があったけど(笑)自信になったみたいだし、よかったよかった。

賞が取れなかった子たちも、練習を始めた当初からは比べ物にならないほど上手になったし、本当によく頑張ったと思う!

贔屓目で見てるかもしれないけど・・・。

親心なんてそんなもん。

発表会の前までは、ひっきりなしに学生が練習しにやって来て、仕事がなかなか進まなくて大変だったけど、もう来ないのかと思うと、とっても寂しいです。

子離れできないお母さんのようです。

手がかかる子ほどかわいいというのは本当だな~。

七夕の飾りを2年生が作っていました。
tanabata.jpg

以下、短冊より抜粋。

「あの人が振り向きますように」
「いい女になりたい!」

・・・かわいいねぇ。

「卒業できますように」
「背が伸びますように」

・・・切実やねぇ。

「ドラえもんに会いたい」

・・・小学生か。

「ドイスへ行けますように」

・・・うぅ、惜しいね。残念だね。

「俺の愛に早く気づけ!!」

・・・大事なことはちゃんと言わなきゃダメですよ。

 

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職業:
ひよっこ日本語教師
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