[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スコールのあとの空に、虹を発見。
虹を見たのが久しぶりすぎて、なんかちょっと感動してしまった。
最近1日が、1週間が、飛ぶように過ぎ去って行っている。
夜10時には眠くなるし、朝もふと7時くらいに目が覚める。
しっかり3食+おやつも食べてるし、小学生みたいな健康的な生活。
仕事のペース配分もつかめてきたし、
誰とどんな風に付き合ったらいいかの感覚もできてきたし、
手洗いで洗濯するときの脱水具合のコツもわかってきたし、
雨が降るかどうかの空模様も読めてきたし、(もともと低気圧の偏頭痛のせいもあるけど)
ほんと、慣れた。
繰り返しの毎日で、昨日と今日がどっちがどっちかわからなくなるくらい。
同じような毎日は刺激的じゃないけど、でも楽しめるかどうかは
自分の心の持ちようなのだ!
改めて、虹を見てそう思った。
それなりに自立を求められて当たり前の身分です。
自分で考えて、判断して、勉強もバイトも部活もする。
自分のことは、自分で決める。
ところでタイの大学生は制服を着なければなりません。
「制服の着方を注意されるのは中学生や高校生まで。」
そういう常識があたしの中にあるから、
「大学生が制服の着方を注意される」
というのはなんだか少し違和感があるし、何よりも
「大学の先生が、学生の制服のスカートが短いと注意する」
というのは、なんというか・・・馴染みにくい。
大学生なのに、制服を着なきゃいけなくて、着方も決められている。
タイの学生が幼いと感じる要因のひとつにこの大学生の制服ももしかしたら関連しているのかも・・・。
結局、大人たちからは日本の高校生と同じくらいのレベルで子ども扱いをされているということなんじゃないかなぁ。
あまり「自立」というものを日本よりも求められていない気がする。
そしたら、やっぱり、日本では「自分でやりなさい」って教えられることも、
タイでは「人に聞きなさい」って教えられるんだって。
つまりそれは、自分ひとりで問題を解決する能力か、
周りの人と一緒に問題を解決する能力を重視するかってことで、
どちらがいいとか言う話ではないんだけど。
文化の違いだから。
そのしつけの異文化の延長に、
一人暮らしをする、あまり近所付き合いをしないとかいう日本の「普通」と、
ほとんどの人が友達と住む、あまり一人でご飯を食べない、とかいうタイの「普通」が出てくるんだろうな。
うん、異文化理解。
便利でラクなのが大好きなタイ人。
歩くのは大嫌い。ちょっとの距離でもバイクに乗ってく。
ご飯のお持ち帰りに大量に使われるビニール袋や箱。
麺類もジュースもなんでもかんでも袋に入れちゃう。
でも、ゴミの分別の規定はない。全部まとめてポイ。
一人歩きする経済成長と、利便性を追い求める人々の欲望。
周りのアジアの発展途上国からは羨望のまなざし。
快適さを求めるあまり、自らの首を絞めていく。
日本と同じ道は歩んで欲しくないな、とエラそうなことを考える。
日本人が欧米に憧れ、一種のコンプレックスを持つのと同じ感覚で、
タイの若者は日本に幻想を持っている。
それは行き過ぎているようにも思えるし、ただ何も知らないだけにも見える。
そんなにいいところじゃないよ。
いつもいつも時間に追われて、ストレスフルなところだよ。
人と違うことをしていたら、仲間はずれにされていじめられるところだよ。
子どもが母親を理由もなく殺すなんていう残虐な事件が起こるところだよ。
日本の豊かさや最先端の技術を、なんだか素直に自慢に思えないときがある。
この何十年間、日本人が得てきたものと引き換えに失ったものがあるのを、知っているからかな。
ここにはないものが日本にはあるけど、日本が失ったものがここにはまだ残っていると思う。
わずかかもしれないけど。
それはなんだと聞かれても、説明しにくいものだけど。
何十年も前の日本にそれがあったのかも、生まれてないから知らないけど。
きっと、そうだと思う。
かといって、日本を非難するつもりはもちろんないし、むしろ大好きなんだけどね。
だから日本語やってんだけどね。
なんなんだろう、このもやもや。
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
200703-10@chiangmai, thailand
200710-200906@shizuoka, osaka, etc.
200906-201106@pohnpei, micronesia
201110-@Malaysia