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新学期スタート!
いろんなことに新鮮さがなくて、
こんなもんだ、と構えていられる分、
感情のアップダウンも少ないからか、
やっぱり時間が過ぎるのが
去年とは比べ物にならないほど、はやいです。
 
今学期はスケジュールもゆるくて、去年みたいにぶったおれることもなさそう。
担当は12年生の日本語2、ひとコマのみ。
同僚のM先生が11年生の日本語1を3コマ担当するのをお手伝いするので、
実質空き時間はないのだけど、心の余裕が全然違う。
 
教室の掃除は相変わらず大変だった。
(なんで生徒に掃除させないんだろう)
2ヶ月半放置した部屋は想像通り。
多種多様の主や、借り暮らしの痕跡が見られたけど、
中でも大量発生していたのがムカデ軍。
ヤスデなのかムカデなのかよくわからないけど、
いっぱい足があって、刺してくる奴ら。
M先生と一緒にブチブチと駆除してポイ、を繰り返した。
 
その日の夜中。
ドミで寝ていたら、頭の右上あたりの激痛で目が覚めた。
痛いなんてもんじゃなくて…
表現がみつからないけど、とにかく、痛かった。
正気でいられないくらい、ずきずきして震える。
とりあえず起き上がってトイレに行くと、

壁際の床にうねうねと這う、

奴。

刺された!?(んだと思う。)

とりあえず、氷で冷やして寝たら翌朝には痛みは消えていたからよかったのだけど、
痛くて全然眠れなかった。
ムカデを殺したタタリかなあ、と思った13日の金曜日でした。
 
その話をM先生にしたら、
「おしっこかビールをかけるとすぐ痛みが消えるのよ」
と教えてもらった。
もっと早く知りたかった。
そしたら眠れたのに。
 
最近、毎日10時間前後寝ています。寝すぎだと思う。
何かやらなきゃ、というわけではないけど、取り立ててすることもないので、
日本で買ってきた糸を編んで、こんなの作って遊んでます。
無心になれて楽しいけど、部屋があんまり明るくないので目が疲れる。
R7160054.jpg 
 









ステイ先の庭には、真夜中からコケコッコー大音量の時間感覚がボケてるにわとりがたくさん、
仲良しのアヒルの家族3羽、
残飯を食らう豚さんたち6匹ぐらい(かな?)
それにやたらとこどもを生むネコママが1匹
と残った子ネコが2匹、
最近姿を見せないブラッキーという番犬が1匹
そして新入り子犬(わたしのクロックスの中に無理やり入って寝る困ったちゃん)が1匹。
 
その新入りは態度がでかいのです。
にわとりに戦いを挑み、
R7160058.jpg

 















怖じ気づき退散。

R7160057.jpg
 















にわとりって最強です。意外にけっこう飛びます。屋根までくらい。
 
うちのもう1匹の困ったちゃんは9カ月のこいつ。
R7160073.jpg
 





















17歳のママにいつも「ケチーウォ(naughty)」と呼ばれています。
そういえば、日本のおみやげにピンクの金太郎の前掛けをあげたのだけど、あんまりつけてくれないなあ。
 
 
きれいになった教室は土足厳禁になった。
あんまりきれいで開放的なものだから、みんなが床にごろごろする。
昨日の昼休みは去年のクラスの男の子が5人くらいおもむろに入ってきて、
なんだか静かだなと思ったら、並んでお昼寝してた。
ほほえましすぎた!(なんであのときカメラもってなかったんだ、残念。)

タイトルは、とある生徒が「さようなら」と声をかけると返してくれる返事。
言葉はいきものですね。
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2年目突入。

もう、大したことには動じないようになりました。

家に知らない人がいても、教材の中からゴキブリが出てきても、
ヤモリのうんちがうっかり口に入っちゃっても(これはさすがに嫌だったけど)、
屋根からニワトリが落ちてきても、
夜中にマンゴー爆弾がトタン屋根に落ちる音が聞こえても。

犬のうんちと同じくらい踏んだらいや~な腐ったパンの実(めっちゃくさい)や
ドロドロに熟れたマンゴーを避けて歩くのも上手になりました。

そういえば最近ポンペイ人に追い抜かれるほど歩くのが遅くなりました。。。

そして。今までおんぶにだっこで頼り切っていた身近な先輩たちもいなくなり、
古株になってしまいました。

本当に周りに支えてもらってようやっと頑張ってこられた1年だった。
これからは自分の足で、ちゃんと進めるようにならなきゃ、と自分にプレッシャーをかけつつ。
2年目からは早いって先輩はみんな言ってたけど、なんだかあたしにはあと1年のほうが途方もなく長そうにみえます。
とりあえず、新しい気持ちで再スタートを切るためにも、来週から日本でリフレッシュするぞ!
大好きな人たちに会っていっぱい刺激もらって充電してきます。

夏休みなもので、ちょこまかバケーションしてきました。

5/30~31 アンツ環礁キャンプ

誕生日を無人島で迎えました。
ここ数年、毎年記録更新しているけど、四半世紀生きてきていちばんハッピーな誕生日だったんじゃないかと思います。
火をおこし、シャコガイとりに挑戦したり、息をするのを忘れるほどのドロップオフでのシュノーケリング、大きいエイと目があったり(かなりこわい)、ヤシガニくんを追いかけまわしたり、釣った魚をおさしみにして、ヤシの葉のお皿に盛りつけたり、大パノラマの天の川みたり、沖まで泳いで行って、水着全部脱いで裸でぷかぷかしたのも最高に気持ちよかった(女の子2人でね)。
ここにいるといつも水シャワーだし、お風呂につかることもないから、肌に直接触れる水が心地よくて、ものすごい解放感だった。
お母さんのお腹の中にいたときってこんな感じだったのかな。
それから25年もたっちゃって、こんなところに来ちゃいました。
海から見える空は、言葉通り果てがなくて、天気図で見るような渦を巻いた雲の形が下からわかるくらい広い。雨がやってくるのも通り過ぎていくのも、潮目が海面に模様を描いていくのも、全部見えるから、見ていて飽きないのです。
サプライズ企画本当にありがとう。(何も知らされずに無人島に泊まることになっていたのです)

6/4~8 コスラエ旅行
お隣のコスラエ州に行ってきました。

ポンペイの田舎と似た雰囲気ですごく南の島らしい南の島。
ポンペイとちがって海がとってもきれいだし、遠浅の海岸が近くてどの家からもすぐに海に行けるところがいい。
環礁が小さくて、遠くに外海の白波が見えて、夜静かになるとゴーゴーとかすかに波の音が聞こえる。
車も少ないし、人も穏やかで親切。
なによりも、野菜が食べられることがすごい。
レストランは数えるほどしかないけど、こんな新鮮な生野菜はミクロネシアではありえない!というほど満足できるサラダがあります。
そのおいしさは、食事中に意識が飛ぶほど。
コスラエに行った人はみんなコスラエが大好きになって帰ってくるけど、なるほど、好きにならないわけがない!と思いました。
コスラエの皆さん、一緒に行ってくれたみんなありがとう。

夏休みだからって仕事してないわけじゃないんです!

観光局で日本語を教えてみました。
全11回、1回1時間程度の短いものだったけど、
こんなに集中力のあるポンペイ人がいるのか!と驚かされるほど、
とてもいい学習者の方2人と出会えました。
やっぱり使う場所・目的が明確で、「役に立つ」とわかっているとものすごいモチベーションと吸収力がある。
そうすると教えるのも本当に楽しい。
いやいや、本来は、こっちが教える側なんだから、学習者のモチベーションがあがるようにこちら側から働きかけなきゃいけないのだけど…。
でもここにはっきりありありと、「需要」を感じ取った。

高校には20年もずっと日本語教師のボランティアが入っているけど、
実際つながっていない。
高校で勉強しても、続きを短大で勉強できるかというと、また最初から勉強しなおすことになってしまっているのが現状。
ここを繋げないといつまでたっても留学生を送ることすらできない。
留学生を送るところまで日本語教育に力を入れず、親日だから、異文化理解のために外国語教育に日本語を選んでいるという感じ。
だったら、毎日90分も日本語の授業に時間を割くのはおかしいと思うのです。
明らかに数学や英語のほうが、高校生の本業なのだから。
もっと求められている場所に的確に日本語教育が届くといいな、と思います。

あつーい。

本日も熱風でパンの実が揺れております。

さてはて11カ月になります。はやいもので。
先週で授業もテストも終わり、残すは卒業式のみとなりました。
学校に行っても電気がなくて暑すぎるので、
もう夏休み気分で今まで後回しにしていたことをちょっとずつ処理していこう。

たとえばブログを書くとか。

そうそう、こっちの電気はプリペイド式なので
切れると買いに行かなければならないのです。
たぶんもうすぐ夏休みだから学校は補充する気がなくて、
そのまま切れっぱなしなのです。

1月からやってきた今学期は、新しいことを教えるというよりも、
前学期の内容を定着させることのほうが多かった気がします。
終わってみると。意図的ではなかったのだけど。
日本の学校と交流したこととオーラルプレゼンをしたことが大きなイベントでした。
ゆかたも着たし、かぶとも作りました。



↑胸に制服を丸めて入れて女装している。



手探りで、わけもわからずいつも不安でいっぱいだったけど、まあみんな楽しそうだからいいかな。




先月祖父が亡くなりました。
あたしは、母方の孫の中で初孫同然、いちばんかわいがられていたと自負してます。
でもお通夜にもお葬式にも、あたしだけいなかった。
知らせを聞いてすぐ帰ろうとしたけど、
来ても誰も迎えにもいけないし(山奥だから)、
かえって大変になるから、とたしなめられた。

「海外にいるって、そういうことだよ。」

好き勝手やっている自分を許してくれている家族。

「いくら今帰っても、もう会えないんだから。」

さすがに泣いて、もう日本語教師なんて辞めようかと思いました。


去りゆく者と、残される者。

この島にいると人との出会いと別れが多い。
先輩ボランティアが去って新しいボランティアが来る入れ替わりが3か月毎にあります。
今は残されてばかり。
ここののんびりさに未練を感じながらも、
日本での新しい生活に希望に充ち溢れて帰っていく先輩たちを見送るのはとてもさみしいです。
人が変われば、空気も変わる。
今の空気が大好きだから、残されることがとっても怖いと思う。

夏休みがひまなので、観光局で日本語講座をすることになりました。
まだどんな感じになるのかまったく未知数。
だけど実際日本人観光客を日々相手にする職業の人たちは、すぐに使えるからきっとモチベーションも高いはず。

ちょっと、ひさしぶりに仕事にわくわくしています。

そうそう、この感じ。

1年ここで教えてみたけど、まともな授業ができないとわかってからは
本当に悩んで苦労して仕事が嫌になったし、
もう学校行きたくないって毎日のように思って、
体調も悪くなったけど、でも始める前はこんな感じだった。

また今回も、裏切られるとは思うけど、
そんなのもう慣れたし、それでもわくわくせずにはいられない。

やっぱりまだまだ辞められそうにないなー。

(一時帰国7月5日から25日になりました)

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