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すっかりカメラを持ち歩かなくなってしまった。
ほんと慣れとはおそろしい。
体にありんこが這っていたって平気にな自分がこわい。

それなりに、いろいろありました。
「いろいろ」って便利な言葉。

ステイ先の弟(16歳)が結婚して、お嫁さんももうすぐ赤ちゃんが生まれます。
お母さんが病気になって、フィリピンの病院に行って無事帰ってきました。
親戚の10歳の女の子が心臓発作で亡くなり、ローカルスタイルのお葬式に参列しました。

形容詞を教え始めたら言いたいことが増えたみたい。
傑作賞は宿題に「わたしの こいびとの くちは いいです。」(たぶん、くちは唇の意味)
という文を作ってきた、新婚の女の子。(結婚したから恋人じゃなくてダンナだけど)
エロエロス。はなまるあげちゃう。
「あいこせんせいは かわいいです。」 でもはなまるあげちゃう!
いいせいと~♪笑

メンタル的な部分を求めていたら発見して、
挙げ連ねたらきりがない条件も、結局はそんなに意味はなかったり、
それでもいちばん大事なものは言葉にはならなくて、
いったい何がいいのか自分でも本当にわからないんだけど、
今の状況に落ち着いているのなら、それはそれで、いいのかもしれない。
(オブラートに包みすぎてなんのこっちゃわからん話)

いろいろついでに。
まきずししました。
あんなに作ったのに、一瞬でなくなる~



そして。
5連休があったので、お隣のチューク州に遊びに行ってきました。
飛行機で1時間なのに、パスポートが必要で、
国内旅行なのに、全然違う国みたいなところにいけるミクロネシア。
島が違うとこうも違うか!というところをありありと見せつけられてきました。
言葉も文化も人柄も生活もぜーんぜん違う。
チュークはなんだかアフリカみたい。アフリカ行ったことないけど。

日本はもう寒いんでしょうか?こんな写真は涼しすぎでしょうか?


ぼっこぼこの道路とトタンで囲われた街並みからは想像できない異空間のリゾートホテルに泊まってだらだらバケーション。
波高すぎて流されまくった危険なシュノーケル。
無人島で沈む夕日を見ながら俳句大会。
流れ星びゅんびゅんな星空。
3人とも1人部屋だったのに全員なぜか寝れなかった。
と思ったら翌日1人体調不良のためそろって大荷物で病院。病人を置き去り。
ミクロネシア№1のX高校までの長い長いアドベンチャー。
同じ島なのに1日がかり。X高校までの道のひどさはタクシードライバーも断るほど。
1泊した甲斐あって、いろいろと考えさせられる滞在だった。
X高校の下にあるS村にもお邪魔。
庭の先がもう海で、気が向いたらモリでも担いでちょっとカニとってくる~てなことが普通な生活。ステキすぎ。

とってもいいリフレッシュになった。

…はずだったのだけど…
微熱がかれこれ3週間以上続いています。
病院にも行ったんだけどはっきりした原因がわからない。
ストレスも関係してるのかな。

ストレスだけはたまらないのが自慢だったんだけど。

体は正直。

涙も正直。
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「すき」とか「あい」とか「こいびと」はすぐ覚える。

お年頃ですからね。

おしゃれにも敏感ですよ。

といっても服やアクセサリーはなかなか高いモノ。

そこで、なのかどうなのかわからないけれど、髪型に気を配る子が多いようです。

今までショートの女の子は見たことない。
短くても、ひとつにくくれる程度の長さは必ずある。
長くなると腰やおしり、なんとひざまである子も!
お手入れ大変そうだなぁ…。
おだんごにするのが普通みたいだけど、ひざまでのスーパーロングのおだんごの巨大さにはたまげた。
頭がもう一つあるような…あれは重くないのだろうか。
さらに驚くべきことにその大量の髪の毛をおはし1本やペン1本で留めているのである。
休み時間になると髪の毛を友達同士でいじくるのが女の子の楽しみのひとつであるようで、長年の練習の積み重ねによるあみこみの技術も素晴らしい。
もはやおしゃれというかテクニシャンである。




もちろん男子も負けてはいません。
毎朝ジェルでかっこよくワイルドに髪の毛を整えてきます。
少々つけすぎかと思うこともありますが、まぁ10代のおしゃれってそういう失敗を重ねて学んでいくよね。
注目すべきはこれ。




後頭部の1部分だけ髪の毛を伸ばすラーメンマンスタイルが流行っているらしい。

どこがかっこいいのかさっぱり理解不能なのだけど、それはあたしが外国人だからというよりも、若者じゃなくなってしまったからなのかなぁ。

もうひとつよくわからないのが、くるぶしソックスを履いて、ビーチサンダルを無理やり履いている男子。
聞いてみると "It's our style!" という答えが。

みんな足元はだいたいポンペイって書いてある黒いビーサン(どこでも売ってるポンペイサンダル)なんだけど、ときどきスニーカーを履いている子もいる。
靴はほとんど売ってない。先生もビーサン。
でも男の先生ではなぜかこの暑さなのにブーツを履いている人も結構いる。ステイタスなんかな。

みんなteenagerらしくおしゃれをして恋愛を楽しんでいるようです。
日本と違うのは、そのあと割と高い確率でお父さんやお母さんになってしまうことぐらいかな。笑

そういえば、産休に入った生徒がなかなか帰ってこないので心配していたら帝王切開したから入院してるとか…。
しかし産休が1週間ってところが、ここでどれだけ出産が軽く見られているかがわかりますね。
全然大したことじゃないんだろうね。
むしろ大人の女性でこどもがいない方が珍しいしね。
少子化とは無縁のこどもがあふれるハッピーな文化としてとらえております。。。

これは関係ないけどこないだあったクリーンアップ運動のゴミ拾いの写真。
ウクレレをかきならし、歌いながらゴミ拾いをする生徒と、暑いからといってゴミ袋をかぶって歩く同僚。


書きたいことに、時間と体力が追い付かないよ。
サモアの地震の影響はこちらはまったくありません。
津波こそ来ませんでしたが、今日はサーファーデビューをしました。
でもポンペイの波は初心者向きではありませんでした。ほんと、死ぬかと思った。

お客様第2弾は、のんびりほどほどな雰囲気がよく似合うわが地元から、
書道マスターの姉妹があっさりひょっこりやってきて、
やっぱりのんびりほどほどに過ごして行きました。

彼女たちが来ると決まった瞬間、その週のクラスアクティビティは書道に即決!
前日には書道マスターが来るんだよと生徒に言って聞かせ、書きたい言葉を考えさせ。
書道は静かに集中してするんだから騒いだりしたらだめなんだよ、とよーく言いくるめ。。。

さすがに90分書道はきついかなぁと思っていたけど、
好きな言葉書いていいとなると、過去のノートをばさばさめくり、
一心不乱に紙皿に入った墨汁を筆にしみこませ、
半紙とノートとにらめっこし、独創的な書道をしてくれました。




反省点はいろいろあるけど、いちばんは縦書きに不慣れすぎだったこと。
名前をひらがなで書くところまでは練習していたけど、
縦書きにかいたら、なんとひらがなが分解されてしまっている子がちらほら。
「は」や「た」の右側と左側を別々に縦に書いている子が多かった。
ひとつの文字として認識できていなかったということか。。。
ほんと、思いもよらないことをしてくれるので、先生は楽しいです。

翌日は、姉妹と一緒にポンペイ島のツアーに行ってきました。
マンタ(巨大すぎる!)に出会って、遺跡の間をカヤッキングして、
もりもり満喫した日のビールは沁みますね。

ポンペイの観光名所:ケプロイの滝とナンマドール遺跡。





妹が実は初海外旅行だったと聞いて、こんなイケてない南の島で申し訳なかったけど、
姉の嫁入り前のはっちゃけ旅行としては、まあまあかな?笑
とりあえず来てくれて、しかも物資救援してくれてほんとにありがとう!

そんなこんなで3か月が過ぎて、
すっかり日本の食べ物でできた体はだいぶ南国仕様に入れ替わってきた。

もう朝から具なしのサッポロ一番を食べても全然平気だし、
修行僧なみの雨の日の水シャワーだって怖くない。

30分おきに快晴から雷雨に変わっても動じないし、
吠えてくる犬どもにも日傘を武器に果敢に立ち向かう鉄のハートも手に入れた。

週30時間の激務もあの手この手の手抜き作戦で、
とりあえずあたしは座って見てるだけという時間を何とかしてひねり出している。

なんという怠惰教師かと思われるかもしれないけど、そうじゃないと死んじゃうよ。

何が何でも、点滴うってでも仕事しなきゃみたいなの、
ここにはないし、そんなの誰も期待してない。

もしかしたら日本にしかないかも。

自分を変える。こっちの流れにのってく。
適当でいい。ほどほどでいい。のんびりでいい。
ここぞというときに踏ん張る力や、とんでもない状況に耐えられる力が出せればいい。
日本の社会では生きていけそうにないけれど、きっと、たぶん、そういうのは得意。

でもじゃあしんどくないんかって言ったらそれは嘘になる。

いろんな問題が次から次へとふっと沸いて現われて、
なんやかんや解決されないまま腐っていって忘れ去られる。
納得いかないことももりもりあるし、解せない部分も多い。
いちいち気にしていたら、不安があふれて溺れて死んでしまう。

だけどやっぱり、この国で日本語教育が何になるのかっていうことが、

あたしにはまだ見えない。

そして何よりも、誰もそんなこと真剣に考えていないんじゃないかっていうことに、
確信を持ってしまうことがとても怖い。

表面をなでて、上っ面だけの張り付いた笑顔で満足してはいけないと思うんだけど。
何をしにここに来たのか。何をするべきなのか。何がしたいのか。
答えなんて求めていないし、そもそもないかもしれないんだけど、

それでも、どうしても、考えずにはいられない。
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