忍者ブログ
enjoy everything!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
桜の季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

更新が滞って、ごく少数の方から生きてるのか、と心配されましたが、ただのlazyです。
ここにいるとどんどん自分が怠け者になってきて、しかもそれが許されてしまうから、目に見えて堕落していくのがわかるのです。
そらおそろしい。

lazyの最高潮にいたときに、日本からラクロス同期のゆみことあゆが降ってきて、どたばたして去っていきました。
最高にすてきな時間でした。
詳しくはlazyついでに、ゆみこのブログで写真を楽しんでください。

キリスト教のこの国では、イースター(復活祭)はお休みです。
学校も先週1週間バケーションになりました。
カトリックの人々は虐げられたイエス様のために、静かに過ごすらしいです。
外人のあたしたちは特に関係ないので、釣りに行ったり、お好み焼き焼いたり、いつもどおり友達とふらふらだらだら過ごしました。
「なにもしないこと」があまり大きなストレスにならない自分は結構ラッキーだと思います。
暇すぎて死ぬからね。

こちらは、降雨量世界第2位の島なのに断水騒ぎが起こる!
という滑稽な乾季も過ぎ、また毎日のように雨が降る季節になりました。
久し振りの恵みの雨!
涼しくなって気持ちいい!
やっぱポンペイはこうでなくっちゃ落ち着かないね~

などと呑気なことをぬかしていたけれども。
こうも来る日も来る日もぶ厚くて低い雲に光を奪われて、
全身湿ったまま雨宿りばかりしていると、心までカビてしまうかも!
というくらいです。

学校は相変わらず、突然の休校に短縮授業は日常茶飯事。
中間テストギリギリまでコピー機が故障したままだったり、
トイレのかぎが行方不明だったり・・・。

こっちの学校のトイレというのは、いつも鍵がかかっているのが普通の状態。
トイレに行きたい生徒はオフィスでIDカードと引き換えに鍵を借りるシステム。
(先生は自分で先生用のトイレのカギを持っているが、あたしがもらっているのはなぜか目の前の英語科のトイレではなく、ちょっと遠い数学科のトイレ…。まあ別にいいんだけどなぜなのかほんとに不明。)
なぜそんなシステムなのかというと、生徒にトイレを自由に使わせておくと、汚すから。
落書きしたり、ビートルナッツを噛んで赤いつばを吐いたりするからね。
しかし、今この生徒用のトイレのカギがなくなってしまったらしい!
それで、授業中にひっきりなしに生徒が先生用のトイレのカギを借りに来る。
先生用のトイレには大きい鏡があるので、今までもこっそり貸してと言ってくる生徒は結構いたのだけど、最近は本当に入れ替わり立ち替わり来るので、大変。

おもしろいのは、この事態への学校側の対応。

「カギを見つけた人には褒美をさずけます」

江戸時代か?と思わずつっこまずにはいられない。


さてはてポンペイに来て早いものでもう9ヶ月が過ぎてしまいました。
イースター休みが明けてすぐですが、5月末からは3ヶ月近い夏休みが待っています。
気の遠くなるような「暇な時間」です。笑

私たちには、活動をしている国以外に、近隣のいくつかの国へ出る旅行も認められているのですが。。。
ポンペイから一番近い外国は、グアム。
次は日本です。
フィリピンやインドネシアにも行くことは可能ですが、ここは太平洋に浮かぶ小さな小さな島。
移動手段の飛行機は不便極まりないのです。
航空会社は1つだけ、2日に1本、グアムで1泊・・・
フィリピンもインドネシアも日本から行ったほうが安くて近いのです。

というわけで、7月に日本に帰ることにしました。
7月5日~18日です。
遊んでねー。
PR
また日焼けしちゃったなーと、腕をさすって座り込んだら
体の中でいちばんくろいのは、実は足の裏だった。

裸足でうろうろしすぎ。
そんで蚊に刺されすぎ。

そんな、キンカンが手放せない、冬です。

狭い世界で、どこかに逃げたくても行く場所がなくて、
選択肢は映像と活字しかないのだけど、
最近のあたしはエンターテイメントといえば
もっぱら伊坂ワールドにどっぷりなので、
あのどきどきなシュールさを味わったあとは、
至極当たり前のように結局、ぽとん、と現実に落とされてしまいます。

人はほんとに弱くって
一人じゃ生きられないなあって
何度も考えたことがあることを
実感をもって噛みしめています。

お得意の自己嫌悪も堂々巡り。
悪いことしたら必ず自分に返ってくる。

そんな、こころがよじれた、冬です。

活動状況は、好転したのか悪化したのかわからないけど、
それでも今期は少し、マシになりそうな感じ、so far.

愛すべき生徒たちが心から笑わせてくれるから、
あたしはほんとに幸せだなーと思います。

最近の傑作は、うそつき自己紹介ゲームより。
日本人になりきって自己紹介してみよう、という単純な練習。

「おなまえは?」
「わたしの なまえは・・・・さかなです。」(日本人ぽい名前が思いつかなかったらしい)
「どこに すんでいますか。」
「ラスベガスです。」(日本人じゃないの?)
「すきな たべものは なんですか。」
「・・・・・・・・・・・さ、さかなです。」(共食い?)

確かにおもしろかったけど、これを聞いて、抱腹絶倒しているクラスを見て、
「おお、みんなちゃんと聞きとれて理解しているではないか」
と感動してしまった自分に気づいて、
やっぱり職業病かなあ、としみじみ思った。

授業計画の最終目標に、「日本語で冗談を言える」というのも採用しよう。


きょうもそらはあおい。
ことしもがんばろう。
四季のある国で長いこと生活していたから
いつのまにか体がそのサイクルを覚えて、
どんなに忙しくても、どんなにほかのことで頭がいっぱいだったとしても、
五感は季節の変わり目を敏感にすくって、
時間の流れを確認できる仕組みになっている。

まさに、ホームシックです。日本帰りたい。寒さが恋しい。

まちはクリスマスのイルミネーション(結構立派です)でうきうきに活気づいているのに、
今はマンゴーのシーズン真っ盛りです。
こっちのマンゴーは手のひらサイズでほとんどが種で
食べたあとには糸ようじがないと一日中気持ち悪い思いをするくらい繊維質。
でもあまくておいしいから食べだしたら次から次へと手が出てしまい、
口のまわりと手がべたべたになってあーめんどくさいってなります。




クリスマスパーティーに、生徒が娘を連れてきた。
16歳のママと1歳の娘。



きゃーかわいい!とクラスメイトのみんなに次々にだっこされていく赤ちゃん。
日本の高校ではまず見られない光景だろうなぁ。
環境がそうさせるのだろうけど、こっちの子たちの、赤ちゃんとか小さいこどもの扱いの上手さというのには目を見張る。
日本の同じ年ごろの子たちのなかには、赤ちゃんなんて抱いたことないなんて子が多いんじゃないかな。
あたしも生まれたての首が据わってない新生児は抱くのが怖いくらいだし。
「できること」と「できないこと」だったら「できないこと」のほうに目が向いてしまって、
あれもできない、これもできない、なんにもできない!ってなってしまうけど、
普段、教室では見られない彼らの「できること」を発見すると、
安心というか、感心というか、なんとも言えない嬉しい気持ちになる。
ひらがなが覚えられなくたって、かんたんな計算ができなくたって、
上手にこどもの世話ができるし、魚や豚がさばけるし、ココナッツをむいたり割ったりできる。
そこで生きていくのに必要な能力というのは、何も特別なことをしなくたって身に付いていくんだよね。


イヴイヴの日は、サンタさんがトラックの荷台から、お菓子をバラまいていて、街は一時騒然。




常夏の島でも、最近は強い風を伴う雨が多くなり、朝方は肌寒くなりました。
相変わらずあまり体調は優れないけど、冬休みに入ったので、
ゆっくりだらだらして、ちょっとはよくなるといいな。

今、この2年で目指すべきところが閉ざされていて
はっきり言って無意味な時間を消化しているだけだった。 

みんな生徒がどうなるかということより、
自分の立場のほうが大事なのかな?

目的を失うと、島暮らしは息苦しくて閉塞感でいっぱいになる。

1月から状況が変わることをただただ祈って。

7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
aiko
性別:
女性
職業:
ひよっこ日本語教師
自己紹介:
2004-200703@osaka
200703-10@chiangmai, thailand
200710-200906@shizuoka, osaka, etc.
200906-201106@pohnpei, micronesia
201110-@Malaysia
最新コメント
[05/09 yuki]
[04/11 ちあき]
[01/31 ちあき]
最新記事
忍者ブログ [PR]